現物質工学科材料コースでは物質工学ゼミナールの時間に工場見学を企画しました。8/5に引き続き、株式会社日立製作所オートモティブシステムグループを見学しました。この日の参加者は学生27名、教員4名でした。やはり猛暑の夏らしく暑い一日でした。前日と同様に茨城大学工学部正門付近に集合し、観光バスに乗り込んで出発しました。約45分の道のりでした。
総務の脇田様より工場、製品の概要についてご説明いただきました。オートモティブシステムグループでは自動車に関連する情報通信機器（VICSやETCなど）、スタータ、オルタネータなどの電装品、エンジンの燃料噴射制御のコンピュータなどの制御機器などを製造している工場です。最近話題の分野ではHEVやEVのような環境を考慮した自動車用のモーターの開発製造も行っているそうです。
電子製造部でエンジン制御ユニット（ECU）の製造工程、エンジン機器製造部でスロットルボディの組立て工程を見学しました。各部署で生産効率を向上させる工夫について説明がありました。また、Vリーグの日立佐和・リヴァーレの活動を応援している場所もありました。
一時間半の見学の後、最初に概要を説明していただいた部屋に戻って、工学部卒業生との懇談会の時間になりました。現場で活躍されている先輩方のお話が聞けて、これから2年半の勉強に役に立つと思います。
最後に建物の外で記念撮影をしました。
今回の工場見学にあたり、色々お骨折りいただいた株式会社日立製作所オートモティブシステムグループの各位にこの場を借りて御礼申し上げます。