2005/6/1 東海テラパークと株式会社日立製作所日立研究所見学
マテリアル工学科の前身、物質工学科材料コースでは学部2年生対象の物質工学ゼミナールの時間に工場見学を企画しました。今回は学部2年生の約半数の学生43名、教員3名が東海テラパークと株式会社日立製作所日立研究所を見学しました。朝、茨城大学工学部正門付近に集合し、観光バスで東海テラパークに移動しました。約30分かかりました。【東海テラパーク】
東海テラパークは、日本初の商業用原子力発電所である日本原子力発電株式会社東海発電所の敷地内にあります。まず初めに施設の概要、原子力発電の仕組みなどについて説明を受けました。
その後2班に分かれて、テラパークと使用済燃料の貯蔵施設である乾式キャスクなど発電所施設の見学をしました。また、放射線管理区域に入るので、代表者がIDカードと電子式個人線量計を付けて出入室管理の体験をしました。
見学終了後、茨城大学工学部の卒業生で東海発電所に勤務されている方が、現場での仕事の様子、工学部での勉強が今どのように役に立っているか、学生に期待すること等を話してくださいました。
最後に昼食を摂り、建物の外で記念撮影をしました。
【株式会社日立製作所日立研究所】
午後は日立研究所へ移動しました。直線距離ではそんなに離れていないのですが、35分ほどかかりました。
まず、当日のスケジュールと日立研究所の概要について説明を受けました。次に、最新技術であるナノプリント関連技術と液晶ディスプレイ用液晶材料開発について紹介がありました。どちらの話題も最先端分野であり、サンプルなどを見せていただいて興味深いものでした。
日立研究所の最上階には展望台があります。ここからは日立市や東海村の市街地が見渡せ、もちろん日立港から太平洋も良く見えます。そこに移動して、燃料電池技術や自動車システムに関するビデオを見ました。
最後に建物の前で記念撮影をして工学部へ帰りました。
最後に今回の見学にあたり、色々お骨折りいただいた日本原子力発電株式会社東海発電所と株式会社日立製作所日立研究所の各位にこの場を借りて御礼申し上げます。
[工場見学]