材料強度学入門 | (1年後期) |
Introduction to Strength of Materials | 単位数:2 |
担当:鈴木徹也 | コード:T8205 |
概要 金属材料の塑性変形に伴う諸現象を結晶学的に取り扱うための基礎を習得する。できるだけ身近な事項との関連がわかるように、ミニ実験や最近の関連事例、研究開動向の紹介を随時取り入れ、工業材料の利用および開発の基礎を習得できるようにする。キーワード 結晶、応力、ひずみ、ミラー指数、再結晶、転位到達目標
- 材料の変形特性、強度特性を応力ひずみ曲線から読み取れる。
- 金属材料のすべり変形を結晶学的に理解できる。
- 金属の塑性変形とその復旧過程について理解できる。
●JABEE対応:D-1.マテリアルの構造・性質に関する基本の理解67%、D-3.マテリアルの機能および設計・利用に関する基本の理解33%、JABEE目標:◎D、○G
授業計画
- ガイダンス
- 応力とひずみ
- 応力ひずみ曲線
- 形状記憶合金
- ミニ実験
- 金属の変形の基礎1
- 金属の変形の基礎2
- 中間試験
- 結晶のすべり変形の基礎1
- 結晶のすべり変形の基礎2
- 転位の基礎1
- 転位の基礎2
- 回復と再結晶1
- 回復と再結晶2
- 定期試験
履修上の注意 日々の努力を重視するので、講義に集中すること。講義に出席してもshort quiz等の結果が芳しくないと得点にならないので注意されたい。成績の評価方法 定期試験(40%)、その他(short quiz、take-home examination等)(60%)教科書・参考書 教員の作成した講義サブノート