物理演習 | (1年後期) |
seminar on basic Physics | 単位数:2 |
担当:小檜山守、篠嶋妥 | コード:T8209 |
概要 マテリアルの性質を理解するのに、物理の知識は必要不可欠である。物理を理解するためには具体的な問題を解くことが大切である。この授業は、工学部基礎ミニマムの物理の教科書の章末問題と同程度の問題演習を通じて、マテリアル工学の専門科目の学習に不可欠な物理の基礎学力を確かなものにする。キーワード 工学部基礎ミニマム、問題演習、力学、波動、熱力学、電磁気学到達目標 この授業により、工学部基礎ミニマムの物理の教科書の力学、波動、熱力学、電磁気学に関する章末問題を独力で解けるようになる。すなわち、工学部基礎ミニマムの物理の試験の合格レベルに到達できる。授業計画 授業の前半で例題の解き方および関連事項の解説を行い、後半にその類題の問題演習を行う。第1回から第7回は小檜山、第8回から14回は篠嶋が担当する。
- ガイダンス、単位と次元
- 速度、運動量、角運動量
- 加速度
- 運動方程式1
- 運動方程式2
- ポテンシャルエネルギー
- エネルギー保存
- 波動方程式
- 波の屈折・回折
- 熱力学第1法則
- 熱力学第2法則
- クーロンの法則
- ビオ・サバールの法則
- 電磁誘導
- 期末試験
履修上の注意 教科書をよく読み、問題を自分の頭で考えて解いていくこと。そのような自宅学習の時間を確保すること。教養の物理学概論ⅠおよびⅡ、基礎物理化学を履修していることが望ましい。成績の評価方法 期末試験(70%)、演習(30%)教科書・参考書 教科書:工学部基礎ミニマムシリーズ「物理ミニマム」、工学基礎ミニマム研究会編、学術図書出版、2000円