茨城大学工学部マテリアル工学科 平成20年度シラバス 戻る

表面・界面工学(3年前期)
Surface and Interface Enginering単位数:2
担当:小檜山守コード:T8228

概要
物質はの物質内部構造に大きな影響受ける物性的な性質と、物質の表面・界面に大きな影響を受ける物性的な性質ある。表面・界面の性質はナノテクノロジと関連して、ますます重要な問題となっている。ここでは表面・界面の性質を原子的レベルで学ぶ。

●JABEE関連科目:

キーワード
界面、バルク、腐食、酸化膜、吸着、表面観察、表面、結晶鏡面、格子欠陥、面欠陥
到達目標
工業材料の性質は内部構造および表面・界面の影響を強く受ける。工業材料として用いた場合の表面・界面の問題に説明する。それと関連して、表面・界面のナノスケールでの構造および物理的な性質に重点をおいて講義をする。さらに、表面・界面の計測法、観察法、評価法について学び、さらに、種々の環境化での表面・界面の挙動について習熟させる。

●JABEE対応:D-1.マテリアルの構造・性質に関する基本の理解100%、JABEE目標:◎D、○G

授業計画
  1. はじめに
  2. 表面・界面とは
  3. 物質内部と表面・界面1
  4. 物質内部と表面・界面2
  5. 結晶の表面構造と格子欠陥1
  6. 結晶の表面構造と格子欠陥2
  7. 表面・界面の評価方法1
  8. 表面・界面の評価方法2
  9. 中間試験
  10. 表面・界面と腐食1
  11. 表面・界面と腐食2
  12. 表面・界面での結晶成長1
  13. 表面・界面での結晶成長2
  14. 期末試験
履修上の注意

成績の評価方法
2回の試験で総合判定する。
教科書・参考書
参考書:「表面処理工学」、表面技術協会編、日刊工業新聞

その他、表面・界面に関するハンドブック等を参考にして下さい。

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