茨城大学工学部マテリアル工学科

研究内容の説明

自動車 自動車、鉄道、航空機等の輸送機器にはより高強度な鉄鋼材料やより軽く強靭な材料の開発が望まれます。

例えば、人間の命を守る衝突時に安全なボディーには鉄鋼材料の更なる研究が必要です。

宇宙輸送システム 提供 JAXA
提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)

鉄鋼循環図
マテリアル工学科では、我々の身の回りで活躍する多くの工業材料(電子・情報材料や社会基盤材料)の性能・構造を基礎から研究し、将来の科学技術を支える新材料(マテリアル)を開発することを目標としています。

研究の三本柱

LSI
地球と環境にやさしい資源循環型社会を支えるエコマテリアルの開発やリサイクルの研究もマテリアル工学の重要な分野です。 来るべきIT・ユビキタス社会を支える電子情報機器の発展にもマテリアル工学は寄与しています。皆さんがお使いのパソコンの中の超高速LSIや超高記録密度ハードデイスクには高度なナノ材料技術が駆使されています。
結晶粒 コンピューター

シミュレーション 計算材料学は、複雑な材料の挙動を計算機で再現することによって、新材料の開発に寄与します。例えば、材料を原子の集合体と見て、個別の原子の運動や配置を数値解法で求めて、原子レベルから材料の性質を理解します。また、原子より長いスケールの組織を再現するのも材料設計には重要な手法です。 計算機実験

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