2005/8/30 茨城県立牛久栄進高校工学部見学
前年度にマテリアル工学科で模擬授業、模擬実験を行った茨城県立牛久栄進高校より工学部見学のご希望があり、夏休み終わりに理系2年生約150名が工学部にいらっしゃいました。
まず、入試委員長より工学部の概要について説明しました。
この後、いくつか模擬授業を約45分間行いました。
マテリアル工学科では、「計算機による材料実験」と「医療に活躍する形状記憶合金」という2つのテーマをご用意しました。後者は平成17年度茨城大学オープンキャンパス公開授業のように途中で簡単な実験を行いました。
模擬授業の後は各学科毎の施設見学の時間でした。
マテリアル工学科ではまず、玄関のパネルを用いて学科の概要についてご説明しました。22名の方が見学にいらっしゃったので、これ以降は二班に分かれました。
一つ目は鋼の一種であるピアノ線を焼入れし、焼入れて脆くなった断面を走査型電子顕微鏡で観察するものでした。電子顕微鏡の操作は卒業研究に配属された学部生が行いました。
二つ目は超高真空多層膜スパッタ装置の見学でした。この装置は情報・通信分野で重要な半導体や磁気記録媒体の研究に適しており、これらの分野でもマテリアル工学が重要な分野であることをご説明いたしました。
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