平成17年度 工学部こうがく祭+オープンキャンパス [当日の様子]
マテリアル工学科の企画 平成17年11月12日(土)実施予定(以前掲示したものから実施場所が変更になっています)たたら操業実験:友田研究室
- 実施場所:電子顕微鏡室前(地図A)
- “たたら”製鉄とは日本古来の製鉄法であり、炭と砂鉄を使用し、鉄を製造します。現代の製鐵法と異なり、コークスや鉄鉱石などの不純物の多い物質を使用せずに製鉄します。また、たたら製鉄法で製造される鋼のことを玉鋼と呼び、日本刀の原材料にもなっています。
![]()
ナノ結晶の特性と粒径および内部歪:稲見研究室
- 実施場所:物質南棟1F(物理冶金準備室)(地図B)
- ナノ結晶の結晶粒の安定性について,粒径および内部歪から検討します。
酸化鉄還元過程の電子顕微鏡内その場観察:稲見研究室
- 実施場所:物質南棟3F(鉄冶金実験室)(地図A)
- 酸化鉄を電子顕微鏡内で加熱・還元し,反応過程をその場観察します。
還元反応のナノ機構を検討します。AFM顕微鏡による材料表面の観察:榎本研究室
- 実施場所:物質南棟1F(右奥)(地図C)
- AFM(原子間力顕微鏡)は微小な探針と試料表面に働く原子間力(斥力あるいは引力)を検出するため、探針にレーザを照射し、反射する光の変位量から試料表面の凹凸を測定する装置です。
写真は ULSI(大規模集積回路)の銅配線の表面凹凸観察例です。![]()
超高真空多層膜スパッタ装置の見学:大貫研究室
![]()
未来材料としてのナノ結晶の世界:小檜山研究室
- 実施場所:物質南棟1F(地図B)
材料試験のシミュレーション:篠嶋研究室
- 実施場所:物質南棟1F(地図D)
- スクラッチ試験・粒成長・樹枝状成長・ナノ結晶・ビーム照射のデモ
![]()
高温化学反応を利用した複合材の生成・表面改質:鈴木鼎研究室
- 実施場所:物質南棟3F(地図E)
一万分の一の世界。電子顕微鏡を覗いてみよう:鈴木徹也研究室
鋼の焼入れ・形状記憶合金の実験:横田研究室
- 実施場所:物質南棟1F(SEM室)、玄関(地図F)
- 形状記憶効果の体感実験、携帯コンロを使った鋼の熱処理、破断面の電子顕微鏡観察
![]()
学生自作プログラムデモ:永野研究室
- 実施場所:物質南棟4F(地図G)
- EAMポテンシャルを用いた界面構造・界面エネルギーの計算など
今年度卒業研究のパネル展示:市村研究室、太田研究室
物質南棟3F(地図H)
- ワイヤボンディング用高信頼性太線Al-Cuワイヤの開発
- 太線アルミ合金ワイヤの作成と、そのボンディング特性
- パワーモジュール用太線Alボンディング部の熱応力における信頼性と評価
物質南棟4F(地図I)
- 半値時間の範囲の検討を目的とした様々な厚さの試料の熱拡散率の測定
- Mathematicaによる二層試料の温度上昇とその振幅と位相差の計算
- 熱物性顕微鏡を用いた標準6試料の熱浸透率の測定とレーザーによる粉末被覆法で作成した試料の熱物性測定
模擬授業「マテリアルの内部を覗いてみよう」 講師:榎本正人
- 共通棟:102番教室
- 14:00〜14:45
- 材料の内部の構造を制御することによって、好ましい性質の材料が得られます。相図、拡散、相変化と関連付けて、内部構造―材料組織―のでき方や制御の方法を説明します。
地理情報の[3]番マテリアル工学科です。物質南棟内の配置 2005/11/10変更(以前掲示したものから実施場所を変更)
A:たたら操業実験、酸化鉄還元過程の電子顕微鏡内その場観察
B:ナノ結晶の特性と粒径および内部歪、未来材料としてのナノ結晶の世界
C:AFM顕微鏡による材料表面の観察
D:材料試験のシミュレーション
E:高温化学反応を利用した複合材の生成・表面改質
F:一万分の一の世界。電子顕微鏡を覗いてみよう、鋼の焼入れ・形状記憶合金の実験
G:学生自作プログラムデモ
H:今年度卒業研究のパネル展示
I:今年度卒業研究のパネル展示
電子顕微鏡室:超高真空多層膜スパッタ装置の見学