平成18年度 工学部こうがく祭+オープンキャンパス [当日の様子]
マテリアル工学科の企画 平成18年6月3日(土)実施予定 → 平成17年度の様子たたら操業実験
金属素材に触れてみよう![]()
“たたら”製鉄とは日本古来の製鉄法であり、炭と砂鉄を使用し、鉄を製造します。現代の製鐵法と異なり、コークスや鉄鉱石などの不純物の多い物質を使用せずに製鉄します。また、たたら製鉄法で製造される鋼のことを玉鋼と呼び、日本刀の原材料にもなっています。写真は玉鋼の断面です。
鋼の焼入れ・形状記憶合金の実験アルミなどの金属素材に触れられます。詳しい解説付き。
― 1万分の1の世界 ― 電子顕微鏡を覗いてみよう携帯コンロを使って簡単な熱処理の実験や形状記憶効果を確かめる実験をします。形状記憶合金をプレゼント。
各種顕微鏡による材料の組織観察![]()
電子顕微鏡でミクロの世界を探検します。写真は焼入れした鉄鋼材料の破断面です。
超高真空多層膜スパッタ装置および分子線エピタキシー装置の見学![]()
原子間力顕微鏡、光学顕微鏡(CCDカメラ接続でモニター上に表示)を用いて各種材料(銅、黄銅、鉄鋼材料各種)の組織観察を行います。写真は原子間力顕微鏡を用いて、ULSI(大規模集積回路)の銅配線の表面凹凸を観察したものです。
研究室公開LSIの配線材料、磁気記録薄膜等の研究に適するナノメートルオーダー厚さの薄膜を3層まで形成できる装置です。
※超高真空多層膜スパッタ装置:LSI配線と磁気記録薄膜の研究用、分子線エピタキシー装置:磁気記録薄膜の研究用
- パワーモジュール用太線アルミニウムボンディングワイヤーの開発/パネル展示
- ナノ結晶の特性と粒径および内部歪
- 酸化鉄還元過程の電子顕微鏡内その場観察
- AFM顕微鏡による材料表面の観察
- 冷えやすさを見る顕微鏡の開発
- 「LSIの世界へようこそ!」超高真空多層膜スパッタ装置および分子線エピタキシー装置の見学
- 計算機による材料実験
- 高温化学反応を利用した複合材の生成・表面改質
- レーザーを用いた鉄鋼の表面被覆パネル紹介
- 中性子回折の産業利用
- 分子動力学法を用いた原子の動きの計算機シミュレーション
- 溶融塩を用いた表面処理法の紹介