計算材料学基礎 | (2年前期) |
Fundamental Information Processing for Materials Research | 単位数:2 |
担当:太田弘道 | コード:T8213 |
概要 Mathematica(マセマティカ)は、世界で最も広く利用されている数式を処理するシステムです。式に値を入れて計算する、式変形を行う、グラフとして表示する、方程式を解くといったことができます。このシステムを用いて材料学を対象として研究を行うときに必要となる、計算機による数式やデータの処理の初歩を学びます。●JABEE関連科目:
キーワード Mathematica、プログラム、マセマティカ、計算機、数値計算、情報処理、材料学到達目標
- PCで数式を処理したり数値計算をする事に対する抵抗を感じないようになる。
- 四則演算、微積、ベクトル演算、数式処理、数値データのグラフ化をPCでできるようになる。
- 自分の考えを系統立てて整理し、プログラムの形にする基礎的な力をつける。
授業計画
- シラバスを用いたガイダンス、インターフェースになれる
- 計算の手順、数の基本計算
- いろいろなこつ、式と関数の基本計算
- リスト、ベクトル
- テンソル、行列
- さまざまなグラフィックス
- 関数のグラフとデータの図示
- 手続きをまとめた関数を使う
- 方程式を解く
- 便利なパッケージ1
- 便利なパッケージ2
- 方程式を解く
- プログラミングの考え方:基礎演算
- プログラミングの考え方:結果の引き渡し
- プログラミングの考え方:流れの制御
履修上の注意 授業時間の二倍程度の時間をめどとした量の復習を宿題として課します。成績の評価方法 提出された宿題を、0から3で評価します。期末試験(80%)、宿題(20%)教科書・参考書 参考書:
- 「理工系の教養としての情報科学 Mathematicaによる入門」、ロ−マン・メーダー、時田節、ピアソンエデュケ−ション、5040円
- 「もっとMathematicaで数学を」、古田孝之、培風館、2625円
- 「Mathematica基礎からの演習」、渋谷清雄、藤井幸一、サイエンティスト社、1890円
- 「Mathematicaの基礎と応用(Information & computing)分かりやすいプログラミング」、小国力、サイエンス社、2310円