塑性工学 | (3年前期) |
Crystal Plasticity | 単位数:2 |
担当:鈴木徹也 | コード:T8223 |
概要 結晶のすべり変形の基礎に始まり、すべりに伴う結晶の回転を学ぶ。また、転位の基本的性質から転位の運動と結晶の変形との関係に言及し、転位論の初歩につながる授業を行う。キーワード 結晶、すべり、塑性変形、転位、集合組織到達目標
- 材料の変形特性、強度特性を応力ひずみ曲線から読み取り、降伏現象について学ぶ。
- 金属材料のすべり変形を結晶学的に学び、変形に伴う結晶の回転を理解できる。
- 転位の概念、転位の性質を理解できる。
授業計画
- ガイダンス+金属結晶の基礎
- 結晶の変形の基本的な形
- すべり変形の幾何学1
- すべり変形の幾何学2
- すべり変形に伴う結晶の回転1
- すべり変形に伴う結晶の回転2
- 集合組織の種類
- 集合組織の形成
- 中間試験
- 転位の概念
- 転位の種類
- 転位についての基本的性質1
- 転位についての基本的性質2
- 転位の運動と結晶の変形
- 定期試験
履修上の注意 日々の努力を重視するので、講義に集中すること。講義に出席してもshort quiz等の結果が芳しくないと得点にならないので注意されたい。成績の評価方法 中間試験(30%)、期末試験(40%)、レポート(30%)教科書・参考書 教科書:「材料強度の考え方」、木村宏、アグネ技術センター、4500円