茨城大学工学部マテリアル工学科 平成20年度シラバス 戻る

マテリアル実験Ⅱ(3年前期)
Experiments in Materials Science Ⅱ単位数:3
担当:マテリアル工学科教員コード:T8249

概要
  1. マテリアル実験Ⅰに引き続き、マテリアル工学に関する理解を更に深め確実なものにするために各分野にわたって基礎的な実験を行う。
  2. 様々な実験手法について学び、実験器具の取扱いに慣れる。
  3. 実験データを正確に記録する習慣を身につける。
  4. レポートの作成方法を学ぶ。
  5. プログラミングの基礎について学ぶ。

●JABEE関連科目:材料物理化学材料組織学入門マテリアル輸送現象材料力学材料電子物性学計算材料学基礎

キーワード
構造解析、組織観察、材料強度、材料物性、データ解析
到達目標
  1. 様々な実験の手法、実験器具の取り扱い方を習得する。
  2. 実験を通してマテリアル工学各分野に関しての理解と関心を深める。
  3. C言語を用いたプログラミングを習得する。

●JABEE対応:D-4:実験の計画・実行およびデータ解析の能力100%、JABEE目標:◎D、○G

授業計画
  1. ガイダンス、レポート作成方法、安全教育
  2. 【プログラミング演習】マセマティカを用いた数値計算材料力学1
  3. 【プログラミング演習】マセマティカを用いた数値計算材料力学2
  4. 【プログラミング演習】シミュレーション数値計算熱収支と拡散濃度変化プログラム1
  5. 【プログラミング演習】シミュレーション数値計算熱収支と拡散濃度変化プログラム2
  6. 【プログラミング演習】シミュレーション数値計算熱収支と拡散濃度変化プログラム3
  7. 【プログラミング演習】シミュレーション数値計算熱収支と拡散濃度変化プログラム4
  8. レポート指導
  9. 【実験】固体電解質
  10. 【実験】X線回折実験
  11. 【実験】鉄鋼材料の焼入れ
  12. 【実験】Al-Si二元合金状態図
  13. 【実験】材料引張り試験
  14. 【実験】半導体の電圧電流特性
  15. レポート指導
履修上の注意
ガイダンス、レポート作成方法などにも必ず出席し、安全に実験を行うための知識をあらかじめ得ておくこと。また、全ての実験に出席し、全てのレポートを提出することが単位取得の必要条件になる。
実験については6つの班に分かれ実施する。
成績の評価方法
全ての実験に出席し、全ての実験レポートを提出することで50%とし、各レポート毎に受講態度20%、各レポートの内容30%で成績評価する。総合して50%以上で合格とする。
教科書・参考書
各テーマ毎に説明資料を配布する。

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