茨城大学工学部マテリアル工学科

材料プロセス学
材料を作製する過程において必要な基礎知識です。物質を組み合わせて材料とし、これを基にしてモノを作る場合の、エネルギーの出入りなどを定量的に計算して、最適な材料の作製方法を考えます。このような知識は、環境に優しい材料の設計・開発につながっていきます。

基礎物理化学シラバス(1年後期)
マテリアル工学の3大基礎(数学、物理、化学)のうち、物理と化学の基礎部分に注目した科目です。物理化学の最重要基礎部分を集中的に強化するための科目です。1年次後期に開講して、2年次の材料物理化学Ⅰに接続します。

材料物理化学Ⅰシラバス(2年前期)
熱力学の基礎とその物理化学的な応用について講義します。熱力学の第1、第2、第3法則について説明した後、化学平衡、相転移、溶液などにおける熱力学の応用を扱います。

材料物理化学Ⅱシラバス(2年後期)
材料を作ったり、使ったりするするとき、どのような条件を与えれば、どのような状態になるかの因果関係と、そのような状態になる速度を知る手法を講義します。

材料プロセス演習シラバス (2年後期)
材料物理化学Ⅰおよび材料物理化学Ⅱに関する問題演習を行い、その理解を完全なものにし、応用力を養います。

エコマテリアルシラバス(3年前期)
持続可能な循環型社会をめざしたマテリアルフローの環境負荷評価、その低減のための材料および製品開発について学びます。

環境工学シラバス (3年後期)
複雑な社会問題を解決する能力を養う意味で、環境工学の基礎である環境科学のエッセンスを、地球環境・エネルギーと資源・生活・人間・廃棄システムの順に分かりやすく解説します。