材料組織制御学 |
材料組織というミクロな視点から、有用な材料すなわちマテリアルを設計するのに必要な知識です。金属などの材料は、液体から冷えて固まるとき、温度などの影響を受けていろいろな内部形状・パターンを形成します。これを材料組織といって、材料の性質を決める重要な要素です。この材料組織を思いどおりに作製して、ねらったとおりの性能を材料に持たせるのです。 |
材料組織学入門 シラバス (2年前期 ) 材料ができる過程や材料の構造・組織が、熱力学の法則や拡散などの原子過程とどのように関連しているかを学びます。
マテリアル輸送現象 シラバス (2年後期) 固体の中でも原子が動くことが発見されたのは、わずか100年ほど前のことです。この講義は、固体内の拡散について基礎理論と初歩的な応用を学びます。
材料組織学演習 シラバス (3年前期) 相平衡、状態図、核生成と拡散およびミクロ組織に関する例題を用いた解説と演習を行います。
表面・界面工学 シラバス (3年前期) 材料の性質を決定する表面・界面の原子構造について、主として格子欠陥に着目して理解します。
固体動力学 シラバス (3年後期) 固体の熱力学と状態図、拡散、相変化について学びます。材料の組織や組織の形成過程と制御法を理解します。
粒子線応用構造解析 シラバス (3年後期) X線や電子線を用いた材料のミクロ的、マクロ的解析法、分析法、および材料の組織と観察方法について理解します。