茨城大学工学部マテリアル工学科 平成20年度シラバス 戻る

マテリアル実験Ⅲ(3年後期)
Experiments in Materials Science Ⅲ単位数:3
担当:マテリアル工学科教員コード:T8250

概要
  1. マテリアル実験Ⅱに引き続き、マテリアル工学に関する理解を更に深め確実なものにするために各分野にわたって応用的な実験を行う。
  2. 様々な実験の手法について学び、実験器具の取り扱いに慣れる。
  3. 実験データを正確に記録する習慣を身につける。
  4. レポートの作成方法を学ぶ。
  5. コンピュータを用いたデータ解析について学ぶ。

●JABEE関連科目:材料物理化学粒子線応用構造解析塑性工学電子・情報材料工学計算材料学

キーワード
材料物性、組織観察、シミュレーション、プログラミング
到達目標
  1. 様々な実験装置の原理を理解し、その取り扱い方を習得する。
  2. 科学的な知識に基づいた問題解決能力を身に付ける。
  3. コンピュータを用いたデータ解析について学ぶ。

●JABEE対応:D-4:実験の計画・実行およびデータ解析の能力100%、JABEE目標:◎D、○G

授業計画
  1. ガイダンス、レポート作成方法、安全教育
  2. 【実験】振動反応(B-Z反応)
  3. 【実験】無電解銅めっきによる薄膜の形成
  4. 【実験】多結晶粒組織の定量解析
  5. 【実験】セラミクスのインピーダンス測定
  6. 【実験】鉄鋼材料の相変態組織と顕微鏡組織観察
  7. 【実験】深絞り試験
  8. レポート指導
  9. 【実験】ダイオード、トランジスターの回路特性1
  10. 【実験】ダイオード、トランジスターの回路特性2
  11. 【実験】真空蒸着による薄膜の作製
  12. 【実験】薄膜の電気的および機械的性質の評価
  13. 【実験】データ解析1
  14. 【実験】データ解析2
  15. レポート指導
履修上の注意
ガイダンス、レポート作成方法などにも必ず出席し、安全に実験を行うための知識をあらかじめ得ておくこと。また、全ての実験に出席し、全てのレポートを提出することが単位取得の必要条件になる。
実験については4つもしくは6つの班に分かれ実施する。
成績の評価方法
全ての実験に出席し、全ての実験レポートを提出することで50%とし、各レポート毎に受講態度20%、各レポートの内容30%で成績評価する。総合して50%以上で合格とする。
教科書・参考書
各テーマ毎に説明資料を配布する。

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