茨城大学工学部マテリアル工学科

各論

材料学総論シラバス(1年前期)
マテリアル工学の最も基本的な概論的専門基礎として、材料科学および工学の概略を学びます。全ての材料の種類、特徴・性質、利用・応用などについてその概略を理解する事で、マテリアル工学の入門的な役目を果たす科目です。

主題別ゼミナールシラバス(2年前期)
少人数教育を通して、学問への動機付け、自主性、表現能力などを養成します。また、ゼミナールを通して教官及び学生同士の意思の疎通をはかります。

セラミックス物性学シラバス(3年前期)
結晶化学や固体構造化学を概説し、構造用セラミックス、機能性セラミックスなどのセラミックス材料を、その特性を評価する技術とともに紹介します。

材料プロセス工学シラバス(3年前期)
材料を製造する工程について、基礎原理をどのように応用して実際のマテリアル製造に生かすのかを具体例を通して理解します。

材料システム工学シラバス(3年前期)
個々の材料をどのように組み上げて機能を発現させるのか、そのシステム化の過程について学びます。

材料工学学外実習シラバス(3年前期)
マテリアル工学の知識と技術の関連性について、マテリアル工学に関連する企業や研究所などの実務社会での体験を通して学習し、将来の目的に向かう心構えを要請します。

ナノマテリアル工学シラバス(3年後期)
ナノ結晶など、ナノメートルのスケールで構造を制御した、新しいマテリアルに関する基礎的知識と応用技術について学びます。

アモルファス材料学シラバス(3年後期)
アモルファス構造を有する材料の形成方法とその基本的物性について理解し、応用技術までを学びます。

高分子材料学シラバス(3年後期)
高分子の1次構造、高次構造と力学物性を中心とした高分子の性質との関係を学び、高分子の材料開発、材料改質の基礎原理を理解します。

卒業研究シラバス(4年前後期)
各指導教官の研究室に学生が数名ずつ配属され、研究テーマを決めます。そのテーマに従って、実験の進め方、文献調査の方法、報告書の作成方法、研究結果の発表の仕方を1年かけて実地に学びます。この実験・研究の体験を通して、マテリアル工学の専門家として活躍するための第一歩を踏み出すことになります。